2026年新年のあいさつ

目次

神奈川県知事:黒岩 祐治

あけましておめでとうございます。

 社会環境が大きく変化する中で、性別や年齢、障害の状態、国籍などにかかわらず、異なる価値観や背景を持つ人々が互いに認め合い、支え合いながら暮らすことのできる「共生社会」の実現が求められています。

 今年は、津久井やまゆり園事件から10年の節目の年です。あのような大変痛ましい事件が二度と繰り返されないよう、県は、「ともに生きる社会」の実現を目指してさまざまな場面で「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を県民の皆様にお伝えし、全庁を挙げてこの問題に向き合いながら、取組を進めてきました。そして今、われわれは新たなスタートを切ろうとしています。福祉の現場に科学の視点を取り入れ、当事者目線に立ったやさしくあたたかい、再現性のある支援を目指し、福祉を変えるフロントランナーとなるべく、今年4月に県立福祉機構を設立します。

 さらに、グローバル化が進む中で、海外進出する県内企業の増加や外国籍県民の増加など、神奈川と世界との結びつきはますます強まっています。

 県では、経済成長の著しいベトナムとの交流を進めてきました。昨年は9回目の「ベトナムフェスタ in 神奈川」を開催するとともに、ベトナムでは6回目の「KANAGAWA FESTIVAL in VIETNAM」を開催しました。このように、神奈川の魅力や強みを発信してきたことで文化的な交流とともに、経済的な交流も深まってきました。その結果、神奈川県に進出したベトナム企業は延べ22社となり、これまで継続的に交流を重ねてきた成果が確実に現れていると感じています。

 また、人手不足が深刻化する中で、外国人労働者の活躍は欠かせないものとなっています。外国籍県民を含むすべての人が、国籍や文化の違いを超え、多様性を理解し、お互いに地域の一員として認め合い、活躍できる「多文化共生社会」の実現を推進していきます。

 加えて、若年者や中高年齢者、女性、障害者など働く意欲のある人の職業能力を高めるとともに、地域産業を支える人材を育成し、一人ひとりが輝きながら働くことができる神奈川の実現を目指してまいります。一般社団法人神奈川県広告美術協会の皆様におかれましても、ものづくり産業を支える人材の育成や技能振興へのご支援とご協力を賜りますとともに、引き続き、県政への温かいお力添えをお願いいたします。

 本年も県民の皆様一人ひとりの「いのち」が輝くやさしい社会の実現を目指し、全力を尽くしてまいる所存です。結びに、新しい年が皆様にとって素晴らしい年になりますことを祈念いたしまして、新年の挨拶といたします。

神奈川県 県土整備局 都市部都市整備課長:向原 浩和

新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。

 一般社団法人神奈川県広告美術協会の会員の皆様方におかれましては、新たな抱負と願いを胸に、新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

また、日ごろから貴協会の屋外広告物の適正化や安全性の向上に対する取組の推進につきまして、改めて深く感謝申し上げます。

さて、県では、商店街の皆様方とまち歩きをしながら、屋外広告物の安全管理に関する意識向上を図る「屋外広告物タウンミーティング」を実施しており、貴協会の皆様方に御尽力を賜っております。

昨年6月に鎌倉市で実施したタウンミーティングでは、貴協会から、屋外広告物の安全管理の視点などについて、事前レクチャーを受けた後、鎌倉駅周辺の商店街で実際に屋外広告物を見ながら、具体的な安全点検のチェックポイントなど、分かりやすい解説を受けることで、参加者には、屋外広告物に関する日常管理の重要性などを再認識する良い機会となりました。

屋外広告物の安全性確保のためには、日頃の適正な維持管理・点検が必要不可欠となりますので、県は、タウンミーティング等の取組を通じて、事業者の方々の意識向上に努めてまいります。

また、今年は貴協会との共催で「官民合同『屋外広告・景観』勉強会」を開催することとなっております。実り多き会となるよう準備をいたしますので、引き続き、貴協会の皆様方のお力添えをいただきたいと存じます。

最後になりましたが、貴協会の益々のご発展並びに会員の皆様方のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

横浜市 都市整備局 景観調整課長 立石 孝司

新年あけましておめでとうございます。

 新春を迎え、一般社団法人神奈川県広告美術協会ならびに会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます。また平素より本市の屋外広告物行政に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 本市では、貴協会の皆様の専門的なお力添えをいただきながら、屋外広告物の安全管理の啓発や、魅力ある広告物の普及に努めております。
 昨年は、2月に市庁舎2階プレゼンテーションスペースにて「横浜サイン展」を開催し、過去の「横浜サイン賞」受賞作品の写真パネル展示や、市内看板の事例紹介を通じて、屋外広告物の魅力を広く発信いたしました。貴協会には展示内容へのご協力に加え、タイトル看板をカルプ文字で制作いただき、展示空間に一層の彩りを添えていただきましたこと、改めて感謝申し上げます。この展示は好評を博し、現在は巡回展として市内11の図書館にてパネル形式で展開し、多くの皆様に屋外広告物の魅力を知っていただく機会となっております。

 また7月には、貴協会と本市の共催により「官民合同『屋外広告・景観』勉強会」を開催し、事故事例を交えた安全管理の重要性についてご教授いただきました。さらに、写真家・中村治氏による講演では、ネオンサインの魅力を中心に、屋外広告物が文化へと昇華し得る可能性について示唆をいただき、大変有意義な会となりました。

 本年も「安全点検まち歩き」を実施し、貴協会ならびに商店街の皆様とともに現場で看板を確認しながら、安全上の留意点や点検方法を共有してまいります。貴協会の高い専門性と豊かな経験なくしては成し得ない事業であり、今後も継続して共に取り組ませていただきたいと考えております。

 結びに、貴協会のさらなるご発展と、会員の皆様のご健勝・ご多幸を心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

川崎市 建設緑政局 道路河川管理部 路政課長:西里 光史

新年の御挨拶

 新年明けましておめでとうございます。

 一般社団法人神奈川県広告美術協会の会員の皆様におかれましては、新たな抱負を胸につつがなく新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

 また、日頃から本市の屋外広告物行政に対しまして、深い御理解と御協力を賜っておりますことを厚く御礼申し上げます。

 さて、本市では令和7年10月17日に「屋外広告物講習会」を開催しました。講習会では、屋外広告物の設置や安全点検に関係する法令の講義のほか、外部講師による表示や施工に関する講義を行い、これから屋外広告物に関わる皆様に必要となる知識を学んでいただきました。

 また、本市屋外広告物条例につきましては、本年3月に許可期間の上限を2年から3年へ延長する改正を予定しているところであり、これに伴う許可更新の頻度減少によって、申請者の事務負担が軽減されることが見込まれるとともに、神奈川県内の自治体において許可期間の上限が同一となるため、県内の複数自治体で申請業務をされる屋外広告業の皆様にとっても、わかりやすくなるものと考えております。

 今後とも、良好な景観形成や風致の維持、公衆に対する危害防止のため、確かな知識と技術を活かしていただき、引き続き御協力をいただきますようお願い申し上げます。本市といたしましても、皆様とともに、安全で快適なまちづくりを目指し、屋外広告物行政の向上に鋭意努めてまいります。

 最後になりましたが、貴協会のますますの御発展と会員の皆様の御繁栄、御健康を心よりお祈りいたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。

相模原市 都市建設局まちづくり推進部 建築政策課 課長:柴田 貴弘

新年の御挨拶

 新年明けましておめでとうございます。

 貴協会及び会員の皆様におかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。また、日頃より本市の屋外広告物行政に格別の御理解と御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 本市では、屋外広告物の安全管理の啓発や良好な景観形成の推進に努めて行く必要があることから、昨年も貴協会との連携による横断幕やポスターの掲示、商工会議所会員へのチラシの配布等により、屋外広告物の安全管理、制度の普及啓発に取り組んでまいりました。

 加えて、貴協会に御協力いただき実施している「屋外広告物まち歩きパトロール」につきましては、昨年は、貴協会、相模大野銀座商店街振興組合、相模原市の3者で実施いたしました。当日は、商店街を巡回しながら、屋外広告物の安全点検のポイント等を確認し、事故防止のためには日頃の安全点検が重要であるという意識を3者で共有することができました。

 また、本市では、橋本駅南口におけるリニア駅の設置に伴うまちづくりを推進しているところであり、昨年11月には『相模原市リニア駅周辺まちづくりガイドライン』に、まちのイメージを新たに加えた概要版を公表したところです。今後は橋本駅南口の周辺を中心に景観形成重点地区の指定を検討するなどまちの玄関口にふさわしい景観の形成に取り組んでいきたいと考えております。

 今後とも屋外広告物の安全管理の啓発や良好な景観形成の推進に努めてまいりますので、本年も変わらぬ御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 最後となりましたが、貴協会及び会員の皆様にとって、本年が実り多き1年となることを心よりお祈りいたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。

一般社団法人神奈川県広告美術協会会長:末廣 芳和

新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。

 平素より神広美の活動に多大なるご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

 昨年も様々なイベントや取り組みを皆様のお力添えをいただきながら進めてまいりました。なかでも、昨年11月29日に川崎日航ホテルで開催された「神奈川県広告美術協会青年部設立20周年記念式典」は、思い出深い行事となりました。青年部は平成17年11月15日に設立され、初代部長は私が務めました。多くの方々のご助言やご協力をいただきながら試行錯誤でスタートした青年部ですが、私の卒業後も仲間が設立時の思いを受け継ぎ、昨年の記念式典を迎えられたことに胸が熱くなる思いでした。

 式典前に行われた青年部定例会では、若い会員の貴重な意見を聞くことができました。特に印象に残ったのは「会員間のコミュニケーションの充実」です。加入歴が長くなると仲間の得意分野が徐々に分かってきますが、それをより明確に伝えられる仕組みを構築することで交流や仕事の受発注につながるのではないかという意見でした。さらに、青年部に所属することで事業所だけでは得られない知識や技術を学びを得られているとの声もありました。またお客様からの疑問に答えられるよう、多くの引き出しを持つことが大切との助言もあり、青年部立ち上げに携わった者として非常に嬉しく感じました。今後も事故事例の共有や新技術・新素材の勉強会を通じて仲間を増やしていってほしいと願っております。

 改めて、昨年の設立20周年記念式典開催にあたり、青年部関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

 昨年10月21日には、初の女性総理大臣による高市内閣が発足いたしました。これからの日本にどのような変化が訪れるのか注目されるところです。円安や物価高騰の影響もあり、残念ながら看板業を営む方は年々減少しております。神広美を含め全国の組合の会員減少は依然として歯止めがかかっておりません。青年部での貴重な意見も、神広美の各イベントに積極的に取り入れてまいりたいと考えております。神広美においても会員増強は喫緊の課題であり、昨年より理事会で毎回討議を重ね、一歩ずつ施策を実施しながら仲間を増やすべく努力しております。そのためには皆様のご協力が欠かせません。何卒よろしくお願い申し上げます。

 本年も官民合同勉強会、横浜サイン展、屋外広告物安全点検まち歩きへの協力をはじめ、看板を通じた社会貢献、青年部合同によるレクリエーション、新たなスマホ時代に対応した斬新な情報企画、より見やすい神広美ニュースの発行を実行してまいります。会長就任以来の継続目標ではございますが、本年も会員増強を念頭に置き、「サインを通じた社会貢献」「美しい景観の維持推進」「優れた人材の育成」「屋外広告物の安全への取り組み」「広告物工事業を30番目の業種に位置付けること」を目標に活動してまいります。

 最後に、皆様のご健康とご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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